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ぼくはきみと踊りたいのに

147 :優しい名無しさん:04/11/08 10:36:45 ID:z/Fx0349
ふと中学の同級生と中学時代の事を思い出した。
彼は三人兄弟の末っ子で年の割りにかなり大人びていたと思う。
(彼が特別大人びていたと言うより私自身が子供じみた性格なので余計そう思えたのかもしれない)

いや大人びている子供じみていると言うという区別は適切ではない
単純か複雑かと言うことである。
明らかに私は単純な性格であるし彼は後者に属していた。

彼は天才的な皮肉屋だった。
氷のような知性を備えていた。
私は彼に魅了された。

私は彼の為なら何でもしてやった。多分彼が可愛くて仕方がなかったのである。
母親っ子だった私は奇妙な話だが一種の母性愛の持ち主だったのだ。
そのへんの事を彼はすっかり見抜いていたのだと思う。
私はアラジンにつかえる魔法のランプの精霊のように彼に尽した。
彼が望む悪事という悪事を未然に働いてやった。

(もう一つ私が彼に引かれた要素としては私が根っからのモラリストであった事と関係していたのかもしれない。
彼はさる高名な武士を先祖に持っていたが支配階級に特有な悪に対する免疫が遺伝的に備わって居たのではないだろうか。)
私の悪事が内部に土百姓的ルサンチマンを伴うものであったとすれば、彼の悪事は貴族意識の優越性から当然与えられるべき権利の実現であるかのように自然で美しかった。

彼は悪事を愛していた。

一方私は悪事を恐れていたのだ



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